自作・BTOパソコン

CPUの選び方!用途と性能で後悔しない型を選ぶ方法徹底解説!

自作パソコン・BTOパソコンの場合、CPUを選ぶ必要があります。

CPUと言えばパソコンの頭脳ですし、必要十分なものをしっかり選びたいところです。

私の経験談含め徹底的に解説しましたので、参考にしてください!

 

CPUの事前知識

まずはCPUについて解説します。
CPUとは何か?型番はどのように見ればいいのかはこの章を読むと分かります。
要点だけ知りたい方は、青いマーカー付き文章でまとめてますのでそちらをどうぞ。

CPUって何?役割は

CPUは「パソコンの頭脳」とよく言われます。

ブラウザを開いたり、動画を再生したり、ゲームをしたりなど、処理をするのがCPUの仕事です。

高価なCPUほど、同時にたくさんのことが高速にできるようになります。

パソコンと言えばCPU!とも言えるくらい重要なパーツです。

 

「BGM音楽流して、ボイスチャットをしながらFPSゲームをしつつ、その様子をリアルタイムで動画配信する、コメントの読み上げソフトも使って双方向の音声のやり取りもする」

 

といったことをするとCPUに大きな負担がかかります。

上のようなことは高性能なCPU(Ryzen7 3900X以上)でしかできません。

パソコンで色々なソフトを多重起動したい方は、性能のいいCPUを選ぶ必要があります。

 

開発会社は2社!IntelとAMD

販売されているCPUには2種類あります。

それがIntel社製とAMD社製の2つです。

Intelは「Intel入ってる?」でおなじみですよね。

一方、AMDはなじみがないかもしれません。

 

まずは2つのCPUの特徴を紹介します。

ずばり、

・Intel製はゲーミング用

・AMD製はそれ以外(動画編集、動画視聴、イラスト制作など)

 

です。

ゲームを快適にしたい人はIntel製、ゲーム以外も楽しみたい方はRyzen製のCPUを選べばOKです。

 

次に、どちらの製品か見分ける方法です。

「Ryzen」や「Athlon」と付くのはAMD製、「Corei~」や「Celelon」と付くのはIntel製です。

このうちよく使われるのは「Ryzen」と「Core i」です。(AthlonやCelelonはやや低スペック)

RyzenはAMD製、Core iはIntel製

とだけ覚えておいてください。

・AMD製CPUには「Ryzen」か「Athlon」が付く 例:Ryzen5 3600 Athlon 3000G

・Intel製CPUには「Corei」や「Celelon」が付く 例:Core i5 9400F Celelon G4930

 

ここまでを押さえておけば、CPUの8割は理解したことになります。

(青線の部分を見返してみてください)

この後は予算と相談しながらCPUを選べばよいのですが、その前に残りの2割を解説します。

コアとスレッドとは

CPUには「コア」と「スレッド」という項目があります。

こちらの解説がイラスト付きでとても分かりやすいです。

パソコン工房 CPUのクロック数やコア数とは?

 

まずレストランの厨房を想像してください。

パソコンの動作を、料理を作ることとしましょう。

料理が速くたくさん作れるとき、CPUは高性能ということになります。

この時、コア数とスレッド数は

・CPUのコア数はコックの数
・CPUのスレッドは1人のコックが持つフライパンの数

のようなものです。

 

コックの数が多いと料理を速くたくさん作れますよね。

また、1人のコックが2つのフライパンを持っていれば2品同時に作れます。

コックは多ければ多いほどいいし、1人のコックがたくさんのフライパンを使える方が

すぐに料理を作ることができます。

 

つまり、コア数もスレッド数も多ければ多いほどいいのです。

それではコア数とスレッド数、どちらの方が大事なのでしょうか?

 

 

コックの数と1人が同時に使えるフライパンの数、どちらを増やすのがより効果的か想像してみましょう。

コックの数(=コア数)が2倍になると、料理を作る速度は2倍になります。

それに対し、フライパンの数(=スレッド数)が2倍になったとしても、料理が毎回同時に2品作れるとは限りません

(手間のかかる品をつくっていると、コックも同時に1つのフライパンしか触れないことがあります。)

 

つまり、コックの数(=コア数)の方がフライパンの数(=スレッド数)より大事です。

2コアよりは4コア、4コアよりは6コアを選ぶといいですね。

 

ここまで覚えておけばCPUに関して完璧です。

2020年12月ズバリおすすめは?

 

まずは2020年12月おすすめのCPUをズバリ紹介します。

価格帯(性能順)で分けています。

ハイエンド、ミドルエンド、ローエンド

製品のランクのこと。

・ハイエンドが高性能(高級)

・ミドルエンドが中くらいの性能(コスパ重視)

・ローエンドが低めの性能(必要最小限)

という感じ

 

 

ハイエンドおすすめ

 

Intelなら「Core i7 10700K」

AMDなら「Ryzen7 5800X」(品薄) 「Ryzen7 3700X」

 

です。

価格は「Core i7 10700」が46,000前後、Ryzen7 5800Xが65,000円前後、Ryzen7 3700Xが40,000円前後です。

この中でも、Ryzen7 5800Xは2020年10月に出たばかりの最新CPUで性能とコスパが抜群です。

人気で品薄なので、Ryzen7 5800Xを買うならBTOショップ通販や実店舗で探してみましょう。

これらのCPUを選んでおけば、ほとんどの処理を高速にこなせます。

動画編集や配信、ゲーミングまでPCを楽しみつくしたい方におすすめです。

(ただしゲーミング目的ならGPUも高性能のものを選ぶ必要があります。)

 

ミドルエンドおすすめ

Intelなら「Core i5 9400F」

AMDなら「Ryzen5 3500」

 

です。

どちらも16,000円前後の価格になっています。

重いゲームを遊ぶのでない限り、これらCPUで性能は充分(CPUが足を引っ張ることはない)です。

ある程度の性能を持ち安めのCPUを選びたい方におすすめです。

 

ローエンドおすすめ

Intelなら「Core i3 10100F」

AMDなら「Ryzen3 3300X」(品薄)

 

です。

どちらも11,000円前後の価格になっています。

安いCPUですが、どちらもゲーム用途でなければスペックは充分です。

CPUにコストをかけたくない方は、これらから選ぶといいでしょう。

 

パソコンでしたいこと(使うソフト)で見当をつける

 

CPU選びでは、やりたいことを考えるのがとても大切です。

使いたいソフトによって、CPUに必要な性能が変わるからです。

重いソフトを使いたいならCPUの性能は高くないといけないですし、軽いソフト中心の目的ならCPUの性能はそれほどなくても大丈夫です。

ざっくりとした基準をまずは紹介します。

・officeやネットサーフィンがしたい(ローエンド)
・動画視聴がしたい(ローエンド)
・プログラミングがしたい(ミドルエンド)
・動画編集・配信をしたい(ミドルエンド)
・3Dモデリングがしたい(ハイエンド)
・ゲームをしたい(ハイエンド)

このように、やりたいことごとに必要なCPUが変わってきます。

 

ベンチマークで性能を見る

 

どのくらいのCPUが必要かは、使いたいソフトでざっくり考えることができたでしょうか?

しかし、あとからやりたいことが増えてくることもありますよね。

 

「最初は動画見れれば満足だったけど後からゲームがしたくなった。パソコンの性能は足りてるかな?」

なんてことになるかもしれません。

 

実は、CPUの性能は数値で判断することができます。

これをベンチマークと言います。

・ベンチマーク

決まったテストを行い、製品の性能を数値化したスコア。

数値で判断できるので比較がしやすい。

CPUのベンチマークには「CINEBENCH」、GPUのスコアには「3D MARK」がよく使われる。

 

まずはこちらの表を見てみましょう。

CPUのベンチマーク表「PC自作・チューンナップ虎の巻二0二一」12ページより引用

 

CINEBENCH R20で測定されたCPUのベンチマークです。

このスコアを見ればCPUの性能が一目でわかります。

Ryzen Threadripperはほぼ業務用なので、ここでは考慮しません。

個人がPCを買う際に現実的なのはRyzen9 5950(価格10万円前後)くらいまででしょう。

スコアでいうと、「2000付近」「3500付近」「4500付近」「6000以上」で4つばらつきがあるのが分かります。

2000付近がローエンド、3500付近がミドルエンド、4500付近がハイエンド、6000以上がウルトラハイエンドと考えてください。

 

ここで、2000付近をローエンドと言いましたがそれはデスクトップPC内での話。

ノートPCと比較すると2000は十分に高性能です。

 

Apple製のハイエンドPCと言えばMacbookProですが…

2020年販売のMacBook Pro 16インチのCPUスコアはどのくらいだと思いますか?

このPC、APPLE製のハイエンドPCなんですがスコアは…

 

実は1500~2000くらい

 

なんです。

ノートPCと比べるとデスクトップPCのCPUは充分に高性能なんですね。

これまでノートPCを使ってきた方は、デスクトップPCを使うと

 

とても快適

 

に感じると思います。

ローエンドCPUで十分な場合もありますので、用途に合わせて適切なCPUを選んでくださいね。

購入前の注意点

オーバースペックになってない?

CPUは性能が上のものにしたほうがもちろん快適です。

ですが、用途以上のスペックのCPUを選んでしまうと性能を生かしきれないことになります。

例えば私は、最初の自作パソコンに「Ryzen7 3700X」(4万円前後、8コア16スレッド)を選びました。

このCPU、2019年7月発売のCPUで「8コア16スレッド」と、とてもバランスがいいです。

価格は4万円前後で、ゲームや動画編集も充分にこなせる性能です。

実際快適に動作し、私も満足していました。

 

ある時、CPUの使用率を確認してみたことがあります。

・エミュレータゲーム数個

・Youtube

・ClipStudio(イラスト作成ソフト)

・GoogleChromeタブ10個以上

を同時に開いてみてみたところ、

 

CPU使用率はなんと

10%以下!!!

でした。

これはCPU性能を活かしきれていない(用途に対してオーバースペック)ことを示しています。

 

「1個下の「Ryzen5 3600」(2万5000円前後、6コア12スレッド)くらいでもよかったかな…」

 

と思ってしまうところです。

Ryzen7 3700X自体はコスパがよく快適

でもちろん自信をもっておすすめできるのですが、

 

「CPU選びにはパソコンの用途を考えるのが本当に大事なんだな」

と感じた一件でした。

 

マザーボードの種類は合ってる?

 

IntelのCPUにはIntel用のマザーボード、AMDのCPUにはAMD用のマザーボード

があります。

違うパーツを買ってしまうと、CPUを取り付けることができません

(例:Ryzen(AMD)のCPUには、X系(X570など)やB系(B450など)、Z系(Z570など)のマザーボードが適切。H系(H470など)のマザーボードには取り付けられない)

CPUとマザーボードは必ずセットで考えてください。

また、BTOショップではCPUとマザーボードのセット割引もよく行われています。

セット商品を買えば相性は間違いありません

 

 

GPUの足を引っ張らない?

 

ゲーム目的など、高額なGPUを使いたい場合に注意が必要です。

せっかく高額なGPUを買っても、CPUの性能が低いとGPUの足を引っ張り性能が活かせません。

人気のGPUに対するCPU性能の目安がこちらです。

 

・Geforce RTX 2080 Super、Geforce RTX 3070以上 : CPUスコア 4500以上(配信するなら6000以上)

・Geforce RTX 1660 Super、Radeon RX 570 : CPUスコア2000以上(配信するなら3500以上)

・GT1030 : CPUスコア2000以上

つまり、

7万円以上のGPU+2万円のCPU

という場合だと、CPUが足を引っ張りやすいです。

高額GPUには、中以上のCPU(最低でもRyzen5 3500やCore i5 10600K)などを合わせてください。

 

管理人の自作・BTO体験談(CPU編)

1台目(メインPC)のスペック

2台目(サブPC)のスペック

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