充電ケーブルを挿しても壊れていて充電ができていなかった‥という経験がないでしょうか?
スマホの充電ケーブル、結構傷みやすいですよね。
充電器を買い替えようにも、Apple純正のiPhone充電器(ライトニングケーブル)は2,000円以上と少し高いですよね。
Lightningケーブルは最安だとなんとキャン・ドゥ、ダイソー、セリアなど100均でも買うことができ、思ったより丈夫で大満足でした!
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iPhone用おすすめ充電器(アダプター)紹介!用途とコスパで選ぶ品3選
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100均のiPhone充電器ってどんなもの?
100均で購入できる充電ケーブルです。
Lightningケーブルは最安だとキャン・ドゥ、ダイソー、セリアなど、100円で気軽に買えるおすすめのガジェットです。
置いてある充電ケーブルはいろいろな種類があります。
・アンドロイド用
・iPhone用 ・アンドロイド
・iPhone両方対応
・モバイルバッテリー高速充電対応
高耐久な他社製Lightningケーブル(1000円前後)よりもかなり安いのが魅力ですね。
とはいえ、100円の充電ケーブルだと安すぎて耐久性や実用性が心配になりますよね。
今回は管理人が100均のiPhone充電器を買い比べて使いやすさ・充電性能・耐久性を検証しました。
今回比べたのは、メッシュタイプやリールタイプ、短いタイプや急速充電可能なタイプなどセリア・ダイソーで購入できるiPhone充電器です。
100均iPhone充電器の特徴・注意点
100均一iPhone充電器(ケーブル)の特徴と注意点はこちらです。
データ転送には対応していない(一部できるものもある)
純正のiPhone充電器(ライトニングケーブル)では、パソコンにつないでiPhoneからパソコンに写真を送ったりできますよね。
ところが、100均充電器はデータを転送することはできないことが多いです。
100均の充電器は基本、充電のみに使うようにしましょう。
【2022年3月追記】
100均にもなんとデータ転送できる充電ケーブルが買えるようになりました!
写真はダイソーで買った充電・通信ケーブルです。
iPhone、Android両対応で写真転送などデータ通信ができます。
別途ACアダプターが必要
充電ケーブルだけではコンセントに挿せないのでACアダプター(箱の形のもの)を持っておく必要があります。
iPhone付属のものがあればそれでもOKですし、なければ数百円で手に入れることができます。
外出用に1つを持っておくと何かと便利です。
充電できるのが片面のものが多い(上下間違えず挿す必要あり)
Apple純正のライトニングケーブルなら向きを気にせずに充電できますが、 100均の充電器では価格を下げるために充電できる面が片面だけの場合がほとんどです。
充電するときは「UPSIDE」と書いてある面を上にしてiPhoneと接続します。
上下を間違えていると「つないだのに充電できない…」となりますので、 差し込み口の向きは必ず確認しましょう。
モバイルバッテリーの急速充電に対応していない場合がある
モバイルバッテリーでは、スマホに急速充電を行います。
この時に、急速充電で流す電流に対応していないと充電ができない場合があります。
モバイルバッテリーでのスマホ充電にも使いたい方は、「2.1A以上対応」や「急速充電対応」の表記のある充電器を選びましょう。
スマホ充電でおすすめのモバイルバッテリー
iphoneフル充電3回分のバッテリーを貯められる大容量が魅力です。
また、充電用USBポートが2つ搭載されていて急速充電も可能です。
耐久性も抜群でコスパが良いモバイルバッテリーです。
購入時のチェックポイント
① :iPhoneを充電できるかどうか
スマホ充電器にはiPhone用(ライトニングケーブル)とアンドロイドスマホ用(マイクロUSBケーブル)があります。
これは大事なポイントなので通常表面に大きく書いてあります。
手持ちのスマホがiPhoneなのに、Android用充電器を買っても充電できないので注意です。
まず最初にどちらのタイプのスマホを充電できるケーブルなのか確認しましょう。
Androidスマホ充電用ケーブル
こちらがiPhone用の充電ケーブル
スマホに差し込む差し込み口の形を見て、どのケーブルを買えばいいのか判断します。
持っているスマホに合わせたケーブルを購入しましょう!
・アンドロイド用、iPhone用どちらなのか確認する(両方対応のもある)
iphone充電の場合でも、ライトニングの反対側がタイプAなのかタイプCなのかは注意が必要です。
・iPhone12以降、タイプCの充電ケーブルが入っている場合があります。
・タイプCはUSB-Aとくらべて、性能が高く素早い充電が可能なのがメリットです。
・性能の良い充電器(アダプター)を使えば、高速で快適な充電ができます。
②:急速充電が可能かどうか
次のチェックポイントは急速充電が可能かどうかです。
モバイルバッテリーからiPhoneへの充電で100均のケーブルを使おうとする際には注意が必要です。
充電で対応する電流値を見てください。
1Aと書いてあったり、2.4Aだったり結構バラバラです。
急速充電をするためには、ケーブルは電流値で2.1A以上に対応している必要があります。
「2.1A」や「2.4A」、「急速充電可能」という表記があれば、急速充電可能です。
・電流値が2.1A以上なら急速充電が可能
・急速充電可能と書いてあればモバイルバッテリーでも使える
急速充電対応なら、iPhoneを速く充電することができます。
モバイルバッテリーでも使いたい場合は、電流値の規格が2.1A以上か確認しましょう。
対応している電流値が書いていない場合は、パソコンのUSBポートやiPhoneの純正アダプターから充電を行なうと安心です。
100均のiPhone充電器ではどのタイプがいい?
100均の充電器も結構タイプがあります。
リール型、急速充電対応、iPhoneアンドロイド両方対応タイプ‥といろいろあります。
ダイソーとセリアでiPhone充電器を全部購入し、耐久性と使い勝手を検証してみました!
どちらのお店でも購入できますので、身近にある店舗を確認して行ってみてください!
セリアのおすすめiPhone充電器
セリアで買えるのは青いカバーに入っているタイプで、「メッシュタイプ」「リールタイプ」「両方対応」などあります。
買い比べて使ってみた管理人のおすすめはズバリ
です。
メッシュタイプ
セリアのメッシュタイプ | 評価 |
---|---|
耐久性 | 5 |
使い勝手 | 4 |
メッシュタイプとは、線が堅いひものようになっているタイプです。
とにかく耐久性が高く使い勝手が良いです。
100円均一充電器の中で作りが弱いものは1か月で使えなくなるものもありますが、このメッシュタイプは2か月使った今も問題なく使えています。
唯一の問題点はコードの長さが30cmと短いところ。
コードの短さが気になる方は、「リールタイプ」がいいです。
セリアのリールタイプ
セリアのリールタイプ | 評価 |
---|---|
耐久性 | 4 |
使い勝手 | 5 |
このリールタイプは、巻き取るタイプの充電器です。
伸ばした時は70cmあるので、長さは十分です。
耐久性もメッシュタイプの次に高いので意外と持つ印象です。
ダイソーのおすすめiPhone充電器
ダイソーでも充電器はたくさん売っています。
特に、データ通信に対応している充電ケーブルが多く置いてあります。
iPhone・iPad用充電ケーブル(青いカバー)
ダイソーのメッシュタイプ | 評価 |
---|---|
耐久性 | 5 |
使い勝手 | 4 |
ダイソーの充電器でおすすめなのが、メッシュタイプのものです。
こちらもセリアのメッシュタイプと同じく、2か月以上使える印象です。
長さが20cmと短いのは難点なので、長いケーブルが欲しい方は他のタイプにしましょう。
キャン・ドゥのおすすめiPhone充電器
キャン・ドゥも100均充電器をたくさん置いています。
おすすめは「充電&データ転送ケーブル」。
ダイソーのメッシュタイプ | 評価 |
---|---|
耐久性 | 3 |
使い勝手 | 5 |
100均としては珍しい、データ転送もできる充電ケーブルです。
電流値が100均充電器としてたかいので、充電速度もはやめです。
パソコンにつないで写真を送ることがある場合に特におすすめです。
Lightning & Type-C 充電ケーブル(紺のカバー)
ダイソーのメッシュタイプ | 評価 |
---|---|
耐久性 | 4 |
使い勝手 | 4 |
ダイソーのLightning & Type-Cケーブルはとても使いやすいです。
2台同時充電が可能で、珍しくType-Cまでついています。
「micro USB充電ケーブルは余ってるけど、Type-Cはあまり持ってない」 という方、結構いるのではないでしょうか?
充電電流も2.1Aとなっているので急速充電にも対応しています。
100均のiPhone充電器のレビュー
管理人はこちらの充電ケーブルを主に使っています。
セリアなら「メッシュタイプ」「リールタイプ」
ダイソーなら「メッシュタイプ」「iPhone & Type-C」
耐久性はどれも「2ヶ月くらいもつ」という感じです。
引っ張ったりなど乱暴に扱わなければそれほど壊れませんので、意外に長持ちする印象があります。
充電性能のレビュー
充電性能も調べてみました。
充電時に流れる電流がポイントで、これが約2.0A以上だと急速充電ができていると考えられます。
調査には、USB Safety Testerを使いました。
RouteR QC2.0 USB電圧電流チェッカー RT-USBVAC3QC
調査に使用した「USB Safety Tester」は、チェッカーはパソコンと充電器との間に付けるだけで、充電時の電圧や電流が分かるというものです。
電圧、電流が大きいほどパワフルで素早く充電できていることになります。
電流が出なければ壊れている(断線している)ことが分かるので、ケーブルが壊れているかのチェックに使えます。
これを使って、実際にiPhone充電時にどのくらいの電流が出ているのか調べていきます。
純正ライトニングケーブルの充電
まずは純正のライトニングケーブルから。
このパソコン(MacBook Air)だと、充電ポートの出力電圧は5Vです。
今は充電していないので、電流値は0.0Aとなっています。
iPhoneを充電してみます。
充電電流は1.24Aでした。
純正ライトニングケーブルはやはり高い電流値で充電できています。
セリアのメッシュタイプの充電
続いてセリアのメッシュタイプです。
耐久性も高いので管理人お気に入りの一品です。
充電の性能はどうでしょうか?
充電電流は1.18Aでした。
かなりいい値が出ています。
ライトニングケーブル純正には及ばないまでも、それに近い充電速度が出ていそうです。
セリアのリールタイプの充電
続いてセリアのリールタイプです。
こちらはリール式なのでケーブルが長く使いやすいのが特徴です。
充電電流は0.81Aでした。
まずまずの充電と言えます。
ダイソーのiPhone & Type-Cの充電
これが驚きの結果でした。
なんと、充電電流は1.58A出ていました。
理論最大値の2.1Aに近く、充電速度も相当速いです。
100均充電ケーブルでは一番の商品かもしれません。
調査結果まとめ:使い勝手はなかなかでした!
100均の充電器は意外と使えるという結果になりました。
意外に長持ちするのは使っているとわかりますが、充電性能も調べることができました。
まとめ:100均充電器は充電だけ使えば安くて便利
100均のスマホ充電器はその安さが魅力ですので、壊れたら買い直せばいいという気楽さが魅力です。
選ぶときのポイントはこちらです。
・iPhone/Android用をまず確認する
・急速充電は対応/非対応を確認する
・データ転送には使えない(一部使えるものもある)
データ転送はできませんが充電なら問題なく使えますので試してみてください。
試してみるなら「メッシュタイプ」がおすすめです!
ただ、100均充電ケーブルを使うのが不安な方は純正ライトニングケーブルを使ってくださいね。
自分、iPhoneseを使ってるんですけど充電ケーブルってなにを使えばいいんですか?typeAとかいろいろあってよく分かりません。
充電ケーブルと充電器(アダプター)は、タイプを揃える必要があるので、充電器にあった充電ケーブルを選びましょう。
iPhone SEならタイプAかタイプCのどちらかになります。
タイプAの充電器(iPhone11以前の、これまでのiPhoneに付属のもの)が手持ちにあれば、タイプAーlightningのケーブルでOKです。