自作PCを始めようと思っている方、結構いるのではないでしょうか?専門用語がたくさん出てきたりして、モヤモヤしますね。
PCを考える際に必要な用語をまとめました!CPU・GPU・メモリ・ストレージなど、パーツごとの役割と選び方の目安がこの記事だけで分かります。
・自作PC・BTOパソコンの用語が分からず調べている
・CPU/GPU/メモリ/ストレージの違いを整理したい
・パーツ選びで失敗したくない
マイクラなどマルチサーバーで楽しむ
最初の知識
パソコンショップ
自作PCはパソコン専門店で買うのがおすすめ。店舗なら詳しい店員さんになんでも聞けます。ネットショップは割引があり安いのがメリットです。
BTOパソコン
受注生産のパソコンで、ある程度構成が決まっています。一部パーツをカスタマイズできることもあります。
例えば、フロンティアで扱っているような、2026年時点の標準的なゲーミングBTO構成はこのようなイメージです。
・Windows 11 Home 64bit版 [正規版]
・AMD Ryzen 5 9600X プロセッサー
・16GB (8GB x2) DDR5メモリ
・1TB M.2 NVMe SSD
・NVIDIA GeForce RTX 5070
・650W ATX電源 80PLUS BRONZE
・1年間センドバック保証
【2026年8月時点】構成例のイメージであり、実際の価格・仕様は変動します。購入前に必ず公式サイトで最新の実売価格を確認してください。
・NVMeを2TBにする
・ハードディスクをつける
・メモリを32GBに増設する
というカスタマイズをして注文することができます。(金額はカスタマイズ内容に応じて変わります)
自分が重視したいポイントを強化して自分専用のPCが購入できます。
自作パソコン
自分でパソコンパーツを別々に購入し、組み立てます。マザーボードやCPU、ケースのサイズなど相性があり、組み合わせを間違えると組み立てられないこともあります。
特にCPUがIntelかAMDかには注意が必要で、他のパーツはCPUに合わせて買う必要があります。
パソコンのパーツを自由に選べること(後からアップグレードもできる)、(組み立ては怖いが)組み上げられれば知識がつくことが最大のメリットです。
筆者の自作PC(2020年3月組み立て・当時の構成)
・CPU:AMD Ryzen 3700X
・GPU:NVIDIA Geforce RTX 3070Ti(後からパーツアップグレード)
・メモリ:G.Skill DDR4メモリ SNIPER X 32GB(16GBx2)
・マザーボード:ASROCK X570 Steel Legend
・ストレージ:WD Blue SN500 NVMe WDS500G1B0C
・ケース:Antec P110 Silent
・OS:Windows 10 Home Edition
2020年当時の構成のため、パーツ名は現行世代ではありません。当時の体験談として残していますが、これから組む方は後述する2026年時点のパーツ選びの目安を参考にしてください。
自作PCは楽しいですが、パソコンショップの店員さんに聞きながらパーツを選ぶのがおすすめです。
PCパーツに関する用語
CPU(しーぴーゆー)
Central Processing Unitの略。通称「CPU」。演算・処理を行うことができるチップです。
パソコンの処理性能を決める重要なパーツなので、動画編集やイラストなどいろいろなことをしたい場合はコストをかける価値がある。ゲーミング目的の場合はGPUの方が重要な場合が多いです。
CPU、メモリ、ストレージはセットで考えると分かりやすいです。
CPUは「作業者」のイメージ。作業者が優秀だとパソコンも優秀と言えます。
GPU(じーぴーゆー)
Graphical Processing Unitの略。通称「グラボ」。VGA、グラフィックカードとも言われます。
自作PCを組むうえで一番考えるパーツで、グラボを選ぶのが自作PCの楽しさとも言えます。映像出力の機能を持ち、基本的にディスプレイに画面を表示する役割を持ちます。一部、動画編集のエンコードを行えるGPUもあります(NVIDIAが多い)。
重いゲームをやる際には、モデルやテクスチャが何重にもなるので高いGPU性能が必要になります。WQHDや4Kでプレイ、重量級FPSなど楽しみたい場合はここにコストをかけましょう。
2026年8月時点では、GeForce RTX 5070クラス以上あると大体のゲームがストレスなくできます。より詳しい選び方はグラフィックボードの選び方で解説しています。
上記は型落ちのRTX 4070クラスです。価格を抑えつつ十分な性能が欲しい方向けの選択肢としてどうぞ。
メモリ
RAM(ラム)とも言われます。データを一時的に保管しておく場所で、メモリ容量が大きいとたくさんの作業を同時に行えるようになります。
容量を目安に考えるとよいです。単位はGB(ギガバイト)で、8GB、16GB、32GB、64GBがよくある値です。2026年時点では16GB以上は欲しいところです(2020年頃は8GBが目安でしたが、OS・ソフトの要求スペック上昇に伴い基準が上がっています)。
2026年現在の主流はDDR5メモリです。マザーボードがDDR4/DDR5どちらに対応しているか確認してから購入しましょう。
CPU、メモリ、ストレージをセットで考えると、
メモリはデスクのスペースのイメージ。
スペースが広いほど、いろいろな作業を同時に行えます。
ストレージ
PCのデータをしまっておく場所です。単位はGB(ギガバイト)、TB(テラバイト)のどちらかです。
よくある値は、512GB、1TB、2TB。2026年時点では1TB以上あると余裕があります(ゲームのインストール容量が年々増えているため)。
なお、ストレージには3種類あります。(HDD、SSD、M.2 NVME)
CPU、メモリ、ストレージをセットで考えると、
ストレージはデスクの引き出しのイメージ。
PCでは作ったものは引き出し(ストレージ)に入れています。
HDD(ハードディスクドライブ)
最も安いストレージ。機械駆動式なので衝撃に弱い特徴があります。容量当たりの価格が一番安いのがメリットです。
ただし、転送速度(読み書き速度)は3つのストレージの中で一番遅いです。速度の目安は大体150〜200MB/sec。(1秒に150〜200MBのデータを転送可能)
写真や動画など、アクセス速度が不要で大容量データの保存に向きます。基本はSSDかM.2の方がおすすめですが、大容量ストレージが欲しい場合に検討しましょう。
接続方式はSATAケーブルです。
SSD(ソリッドステートドライブ)
通称SSD(エスエスディー)。HDDとは異なりフラッシュメモリで構成されていて、HDDよりは高価です。機械駆動式ではないので衝撃に強いです。
HDDよりも高速に読み書きが可能だが、M.2よりは遅い。速度の目安は大体500MB/sec。
2026年時点ではM.2との価格差がほとんどなくなっているので、できればM.2にしたいところです。M.2非対応の古いマザーボードを使う場合の選択肢と考えるとよいでしょう。
M.2 NVME SSD(エムドットツー)
現在最も高速なストレージです。速度目安は3000〜7000MB/sec(世代により幅があります)。
圧倒的な転送速度を誇り高価だったが、最近はSSDとの価格差がなくなってきている。電源を入れてWindowsが数秒で立ち上がるのはなかなか感動です。ストレージ用には最もおすすめです。
接続方式はM.2スロット。SATAケーブルではなく、マザーボードの上のスロットに直接挿入します。より詳しい選び方はグラフィックボードの選び方などパーツ選びの他記事もあわせてどうぞ。
VRAM(ぶいらむ)
GPUに搭載されているメモリです。単位はGB(ギガバイト)で表示されます。VRAM容量が大きいほど、重量級ゲームを快適に遊べるようになります。
VRAMの値では8GB、12GB、16GB、24GBがよくある値です(2020年頃は4〜8GBが主流でしたが、必要容量は年々増えています)。2026年時点では12GB以上は欲しいところです。
マザーボード
メモリやCPU、ストレージなどを接続したり、外部出力をしたりするパーツ。パソコンの中心パーツと言えます。Intel用とAMD用のマザーボードがあるので、必ずCPUとセットで考えましょう。2026年時点ではAMDはAM5ソケット、IntelはLGA1851ソケットが現行です。
また、サイズが何種類かあり、規格で決まっています。大きい順に、「ATX」、「micro-ATX」、「mini-ITX」の3種類です。(microとminiが紛らわしい!)
マザーボードが大きい方が拡張性(あとでいろんなパーツを足せること)が高く、PCケースも大きくなることを覚えておきましょう。こだわりがなければATX、小さいケースのPCにしたい方はmicro-ATXやmini-ITXを選ぶとよいです。価格は1万円〜10万円とピンキリですが、規格があっていればまずは安いものでOKです。
選び方(この2つを押さえよう)
・CPUの種類に合わせる(AMD=AM5、Intel=LGA1851)
・サイズに合わせる(ATX、micro-ATX、mini-ITX)
電源
パソコンに必要な電力を供給するパーツです。単位はW(ワット)。よく見る値は550W、650W、750W、850Wです。どれでもいい場合が多いが、GPUやCPUが高性能な場合は750W以上推奨です。
電源には、認証という項目もあります。これは電力の変換効率を表すもので、以下の表のようになっています。
| 認証グレード | 変換効率(負荷率50%時) | 特徴 |
|---|---|---|
| 80PLUS BRONZE | 85% | コスパ重視の標準グレード |
| 80PLUS GOLD | 90% | こだわるならここがおすすめ |
| 80PLUS TITANIUM | 94% | 最上級、価格は高め |
最上級のTITANIUMは負荷率100パーセントでも90%前後を保ちます。とはいえ、変換効率の差はそれほどないのでBRONZEで特に問題はありません。こだわるなら、80PLUS GOLDがおすすめです。
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PCケース
PCを入れておくためのケースです。大きさで規格が決まっており、主に「ミニタワー」「ミドルタワー」「フルタワー」の3つです。
大きさによって収納できるマザーボードの規格が異なるので、ケースとマザーボード(+グラフィックボード)はセットで考えましょう。ATX規格のマザーボードならミドルタワーにするとよいです。
自作PC用語のよくある質問
まずはCPU・GPU・メモリ・ストレージの4つを押さえれば、BTOパソコンのスペック表は大体読めるようになります。この記事の該当セクションから確認してください。
初めての1台ならBTOパソコンがおすすめです。組み立て・相性トラブルのリスクがなく、保証も付きます。パーツ選びに慣れてから自作に挑戦すると失敗が少ないです。
マザーボードがM.2スロットに対応していればM.2 NVMe SSD一択です。価格差がほとんどなくなっているため、あえてSATA接続のSSDを選ぶ理由は少なくなっています。
2026年時点では16GB以上が目安です。動画編集や配信、複数ソフトの同時起動をするなら32GBあると安心です。
物理的に取り付けができません。AMD用(AM5)とIntel用(LGA1851)は形状が異なるため、購入前に必ずCPUとマザーボードの対応ソケットを確認してください。
まとめ:用語を押さえればパーツ選びは怖くない
自作PCの用語は数が多く感じますが、CPU・GPU・メモリ・ストレージの役割さえ理解すれば、あとは応用で読み解けるようになります。まずはBTOパソコンのスペック表を見ながら、この記事を辞書代わりに使ってみてください。
個別パーツの詳しい選び方は、CPUの選び方やグラフィックボードの選び方で解説しています。自分でパーツを選ぶのが不安な方は、BTOパソコンから検討するのもおすすめです。





