解像度とは?HD・フルHD・4K・8Kの仕組みと違いを解説!

4K放送が12月からBSや110度CS放送で開始されます。

4K放送や4Kテレビなど最近よく聞くのではないでしょうか?

ところが4Kの仕組みがよく分からない‥という方もいるかと思います。

今回は4Kの仕組みを解説します。

4Kとは?

4Kを理解するには、まず「K」の意味を知っておく必要があります。

ここでの「K」は「キロ」の略です。 キログラム、キロメートルなどに使われるキロですね。

つまり「1000」の意味です。

では何がキロ(1000)なのでしょうか?

 

Kは解像度の大きさ

Kは何の単位かですが、「解像度」になります。

解像度にもいくつか定義がありますが、テレビやスマホ、パソコンなどの場合を考えます。

この場合の解像度であれば「ピクセルの数」です。

このピクセルの数が、画像の細かさ(キレイさ)を表す指標になります

なお、ピクセルの大きさはデバイスによって違うので、画面が大きければ画像がきれいとは限りません。

(最新のスマホのほうが少し前のテレビよりきれいに見えることはよくあります。)

それでは2K、4K、HD、フルHDの解像度を見ていきましょう。

 

2K、4Kなどの解像度

HD(ハイビジョン)

1280×720ピクセルを表すことが多いです。

しかし、1920×1080(フルハイビジョン)の場合も、HD(ハイビジョン)ということもあります。

フルHD(フルハイビジョン)

1920×1080ピクセルです。

現在の多くのテレビ・テレビ番組がこの解像度です。

この横のピクセル(1920px)が2000に近いことから、2Kとも呼ばれることがあります。

2K

基本的には1920×1080ピクセルです

フルハイビジョンともいいます。

また、2Kより上の解像度の2560×1440を2Kということもあります。

WQFD

2560×1080ピクセルです

縦方向の解像度は2Kと同じですが、横方向の解像度が高いです。

横長のモニターで結構見られる解像度です。

WQHD

基本的には2560×1440ピクセルです

2Kに比べて、約1.8倍の解像度があります。

3K

2880×1620ピクセルです。

2Kに比べて、縦幅・横幅ともに1.5倍(全体で2.25倍)の解像度があります。

4K

お待ちかねの4Kです。

3840×2160ピクセルです。

現在の番組(2K)と比べると、縦2倍・横2倍で4倍の解像度があります。

同様に8Kだと現在の16倍細かい映像ということになります。

まとめると、

 

・2Kやハイビジョンはほぼ同じことが多い。

 

・4Kは現在の4倍きれいに見える。

 

・8Kなら現在の16倍。

 

という感じです。

では、4K映像は現在のテレビで見ることができるのでしょうか?

4K放送はフルハイビジョンテレビで見れるの?

 

結論から言うと、4K映像の精細さもハードウェア(テレビ)に依存します。

つまり、HDの解像度しかないテレビでは2K映像も4K映像もキレイさは同じです。

テレビのピクセル数(2K)では、4Kの映像を映すだけの能力がないのです。

もちろん映像を見ることはできますが、今までと同じようにハイビジョン映像に感じてしまいます。

実は逆も然りといえます。

つまり、4Kテレビを用意しても4Kのコンテンツ(番組)がなければスペックの持ち腐れです。

4Kテレビは4K映像があって初めて本来の能力を十分に発揮(楽しめる)ことになるのです。

 

まとめ:4Kは今までの4倍のキレイさがある!4K放送・テレビも期待大

 

12月以降、オリンピックにも備え4K映像はどんどん増えていくと予測されています。

今までの手持ちのテレビではなく、これから4Kテレビを買うことで十分映像を楽しむことができます。

早く4K映像を見てみたいものですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA