テレワークや家時間の楽しみに、最近何かと必要になるのがイヤホンです。
Bluetoothイヤホンや骨伝導イヤホンなど、いろいろありますね。
イヤホン自体は、実は100均でお手軽に買うことができます。
100均では充電ケーブルも手に入ったりと、スマホのガジェットがなかなか充実しています。
気軽に買える100均で、イヤホンのおすすめ選び方を解説します!
100均のマイク付きイヤホンはこちら
100均で買えるマイク付きのおすすめイヤホン紹介!最安で手に入る商品は?
100均のイヤホンってどんなもの?
セリア、ダイソー、キャン・ドゥでイヤホンを買い比べてみました。
リモコン付き、マイク付き、片耳タイプ、開放型、などおいてあり、いろいろな組み合わせがあります。
この種類を理解しておけば自分に合ったイヤホンを買うことができます。
ズバリおすすめの100均イヤホンは?
片耳ハンズフリーイヤホン(セリア)
ステレオタイプ、片耳でリモコンつきのマイクつきイヤホンです。
ハンズフリーにも対応しており、100均イヤホンなら一押しのイヤホンです。
テレビ会議など、仕事利用に向く100均イヤホン。
ステレオイヤホン密閉型(ダイソー)
こちらもマイクなし、リモコンなしのベーシックなイヤホンです。
音が漏れにくく、没入感が楽しめるようなデザインになっていて、耐久性も高いです。
音楽、動画など趣味利用向けの100均イヤホン。
100均イヤホンの種類は?
まずは100均イヤホンにどのようなタイプがあるのか紹介します。
ちなみに、100均で売っているイヤホンはほぼ有線型(Bluetoothではない)です。
Bluetooth型を使いたい方は、100均ではなく2000円以上の高めのものを購入する方がいいでしょう。
100均イヤホンの見方がこちらです。
① カナル or インナーイヤー
② 開放 or 密閉
③ 両耳 or 片耳
④ マイクあり or マイクなし
⑤ ステレオ or モノラル
⑥ リモコンあり or リモコンなし
⑦ ハンズフリー対応 or ハンズフリー非対応
⑧ ロング or ショート
順に見ていきます。
① カナル or インナーイヤー
まずはイヤホンの形です。
・インナーイヤー型には耳の表面に引っ掛けて装着する
100均で売られているイヤホンはほぼカナル型です。
耳栓型のイヤーピースを耳の奥に入れるので装着感があり、音漏れがしにくいです。
それに対してインナーイヤー型は耳に引っ掛けてつけるので耳が少し楽です。
しかし、音漏れしやすい、イヤホンが落ちやすいという特徴があります。
100均のイヤホンはほぼカナル型ですが、イヤホンの型は意識して見るようにしてください。
② 密閉 or 開放
イヤホンには密閉や開放と書いてあるものがあります。
耳に入れた後、イヤホンが耳を塞いでいれば密閉、空いていれば開放です。
それぞれの特徴は、
ということになります。
密閉、開放はイヤホンの包装に書いていないことも多いのですが、書いてあれば参考にしてください。
③ ステレオ or モノラル
イヤホンにはステレオタイプとモノラルタイプがあります。
・ステレオとは左右両方から違う音を聞ける
・モノラルとは左右で同じ音しか聞こえない
という違いがあります。
ステレオタイプだと左右から違う音が聞こえるダイナミックな映画やゲームも楽しめる のです。
また、音質も基本的にステレオの方がモノラルより高性能なので、ステレオを選んでおけば間違いありません。
ステレオにしておけば間違いなし
④ 両耳 or 片耳
イヤホンの違いでぱっと見でわかりやすいのが、両耳・片耳タイプです。
片耳タイプは左右どちらかにつけて音を聞く仕様になっています。
片耳の場合、イヤホンをつけてない方の耳が楽だというメリットがあります。
デメリットはステレオ音源に対応していない場合があること。
仕事でのリモート会議ならモノラルで困ることはありませんが、音楽や動画も楽しみたい方は「片耳かつステレオ対応」のイヤホンをおすすめします。
片耳を空けて耳を楽にしたい方は片耳タイプがおすすめ
⑤ マイクあり or マイクなし
イヤホンにはマイク機能がついているものとついていないものがあります。
リモート会議用にイヤホンを購入する場合は必ずマイクの有無を確認しましょう。
マイクがついている場合は、包装紙にほぼ書いてあります。
逆に書いていない場合は、マイクはついていないと思っていいのでマイクがついているものを探してください。
マイク付きイヤホンを探している方はこちらで確認できます。
リモート会議、ボイスチャット用ならマイクつきイヤホンが必要
⑥ リモコンあり or リモコンなし
イヤホンの中にはリモコンがついているものがあります。
このリモコンは音楽再生の時に便利で、「次の曲」「前の曲」などが1ボタンで操作できてしまいます。
音楽を聞く用途にも使いたい方はリモコンありが便利です。
音楽をよく聞くならリモコンありが便利
⑦ ハンズフリー対応 or ハンズフリー非対応
ハンズフリーとは、スマホを持たなくても操作可能なこと。
ハンズフリーイヤホンにはリモコンがついていて、スマホ本体を操作しなくても着信に出れるようになっています。
スマホにイヤホンをつないで音楽を聞いているケースを想像してみてください。
普通のイヤホンであれば、着信が来たら音楽を止めて通話ボタンを押す必要がありますね。
対してハンズフリーイヤホンはリモコンのボタンを押して通話に出ることが可能です。
ハンズフリー、便利ですね。
⑧ ロング or ショート
地味に気にしたいのが長さです。
100均で売られているイヤホンは、大体1メートルくらいの長さです。
パソコンやスマホへの接続なら1メートルで問題ありませんが、
・ゲームやTVにつなぎたい
・寝転びながら作業したい
場合には1メートルでは足りないですね。
数は多くないですが、3メートルのイヤホンも100均で見つけることができます。
TVやゲームなどいろいろな使い方をしたい方は、イヤホンの長さも気にしてみてください。
100均イヤホンの性能は?
次は100均イヤホンの性能を見ていきましょう。
イヤホンといえば、性能のいい高級品は高いイメージですよね。
100均のイヤホンが使えるのかどうか、調査しました。
スペック
イヤホンの包装に書いてある性能数値を確認しました。
100均イヤホンのスペックは書いてあるものと書いてないものが半々くらいで、 書いてあるものはほぼ同じ数値になっていました。
インピーダンス:32Ω
プラグ直径:3.5mm
周波数とは、イヤホンで聞こえる音の範囲を表します。
周波数は小さいほど低い音なので、低い音だと20Hzくらい、高い音だと20,000Hzくらいまで聞こえることを表しています。
人間の音の可聴域が20~20,000Hzと言われていますので、性能的には充分ですね。
インピーダンスは、イヤホンの抵抗値のことです。
インピーダンスは小さいほど音量が小さくクリアになります。
100均イヤホンでは32Ω(オーム)という値が多く、イヤホンとしてはまあまあ聞こえるという感じです。
また、プラグの直径は3.5mmとなっています。
これはミニプラグと呼ばれるサイズで、スマホなど一般的なイヤホンジャックがこのサイズです。
一般的な直径ですので、特に気にする必要はありません。
当然高級イヤホンには劣るが、音のこだわりがなければ普段使いとして充分な性能
ここまで、100均イヤホンのスペックと選び方を確認しました。
実際にイヤホンを色々購入してレビューしていきます。
ダイソーのイヤホン比較
ダイソーに置いてあるイヤホンをまとめて買い比べました。
① スマートフォンイヤホンマイク(ダイソー)
① カナル型
② 記載なし
③ ステレオ
④ 片耳
⑤ マイクあり
⑥ リモコンつき
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ショート(90cm)
ステレオタイプ、片耳でリモコンつきのマイクつきイヤホンです。
片耳、マイクつきなので、耳への負担が軽いリモート会議用イヤホンとしておすすめです。
片耳でありながらステレオ対応なので両耳音源に対応しており、動画も気にせず楽しむことができます。
コード長はやや短い(90cm)のには注意してください。
② 片耳モノラルイヤホン(ダイソー)
① カナル型
② 記載なし
③ モノラル
④ 片耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ロング(3m)
モノラルタイプ、片耳のイヤホンです。
モノラル音源なのでNetFlixなど音質のいい動画視聴には不向きです。
しかしコード長が3mと長いので、TVにつないで伸び伸びTV鑑賞が楽しめます。
③ ステレオカナル型イヤホン(ダイソー)
① カナル型
② 記載なし
③ ステレオ
④ 両耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ショート(1m)
ステレオタイプ、両耳のカナル型イヤホンです。
マイクなし、リモコンなしの、ベーシックなイヤホンと言えます。
ステレオの両耳タイプなので、音楽や動画を聞くイヤホンとして最適です。
おしゃれなデザインが売りのイヤホン。
④ ステレオイヤホン密閉型(ダイソー)
① カナル型
② 密閉型
③ ステレオ
④ 両耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ショート(1m)
こちらもマイクなし、リモコンなしのベーシックなイヤホンです。
目につくのが「密閉型」という文字で、イヤーピースが筒のような形になっており耳にフィットします。
音が漏れにくく、没入感が楽しめるようなデザインになっています。
音楽を聞くのが多い方におすすめの100均イヤホンです。
⑤ ステレオクリアサウンドイヤホン(ダイソー)
① カナル型
② 記載なし
③ ステレオ
④ 両耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ショート(1.1m)
ステレオタイプ、両耳でリモコンなしのイヤホンです。
マイク、リモコンはついていないタイプです。 「クリアサウンド」とありますが、スペック的には他のイヤホンと変わらないです。
筆者が聞く限り他の100均イヤホンとそれほど違いは感じませんが、少しでも音質を求める方に。
⑥ ジッパータイプイヤホン(ダイソー)
① カナル型
② 記載なし
③ ステレオ
④ 両耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ショート(1m)
スペックは他のステレオタイプイヤホンと同じです。
ジッパータイプなのが特徴のイヤホンです。
ジッパーで留められるので、絡まりにくく短く収納することができます。
ジッパータイプのイヤホンはダイソーのこの製品のみでした。
イヤホンがよく絡まって困っている方にはおすすめのイヤホンです。
⑦ 高音質ステレオイヤホン(ダイソー)
① カナル型
② 記載なし
③ ステレオ
④ 両耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ショート(1m)
ステレオタイプ、両耳でリモコンなしのイヤホンです。
100均で唯一の100円以外(300円)のイヤホンでした。
イヤホンとしてはとてもベーシックですが、「高音質」と「デザイン」が売りになっています。
管理人が比べてみたところなんとなく音が綺麗な感じはしましたが、「高音質」というのは実は数値化されていません(性能として表現できず分からない)。
音量調節ボタンもついており、結構便利。
このイヤホンで動画も見てみましたが、音質も問題なく快適でした!
セリアのイヤホン比較
① 開放型ロングコードイヤホン(セリア)
① カナル型
② 開放型
③ ステレオ
④ 両耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ロング(3m)
ステレオタイプ、両耳タイプのイヤホンです。
マイク、リモコンはついていません。
開放型なので耳への負担が少なく、自宅で趣味の音楽や動画を見るのに向いています。
特にコード長が3mと長いのでTV用にぴったりです。
② 片耳ハンズフリーイヤホン(セリア)
① カナル型
② 記載なし
③ ステレオ
④ 片耳
⑤ マイクあり
⑥ リモコンあり
⑦ ハンズフリー対応
⑧ ショート(1m)
ステレオタイプ、片耳でリモコンつきのマイクつきイヤホンです。
ハンズフリーにも対応しており、ハンズフリー利用なら100均スマホで一押しのイヤホンです。
マイクはリモコンと一体になっており、そのリモコンの操作が次曲再生、戻る、早送りなどいろいろできます。
100円とは思えない高機能製品になっています。
③ マイクつきイヤホン(セリア)
マイクがついている開放型のイヤホンです。
耳を密閉していないので耳が楽なタイプで、両耳のステレオなので左右両音源を聞くことができます。
負担が少ないのを活かし、自宅での長時間のリモート会議やボイスチャットに向いています。
④ グロスカラーイヤホン(セリア)
① カナル型
② 密閉型
③ ステレオ
④ 両耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ショート(1m)
ステレオタイプ、両耳でリモコンなしのイヤホンです。
機能はとてもベーシックですが、デザインがいいですね。
音漏れが気にならず見た目がいいので、電車内などで音楽を聞くのに向いています。
⑤ メタルライクイヤホン(セリア)
ステレオタイプ、片耳でマイク、リモコンつきのイヤホンです。
セリアでハンズフリーイヤホンを買うならこれ!といった感じです。
マイクやリモコンがついておりハンズフリーにも対応しているのが高ポイント。
デザインもメタリックで特徴的です。
キャン・ドゥのイヤホン比較
① カナル型イヤホン(キャン・ドゥ)
① カナル型
② 記載なし
③ ステレオ
④ 両耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ロング(1m)
ステレオタイプ、両耳タイプのイヤホン。
ベーシックなタイプで、手触りが良く使いやすいです。
② コードリールつきイヤホン(キャン・ドゥ)
① カナル型
② 記載なし
③ ステレオ
④ 両耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ショート(1m)
ステレオタイプ、両耳のイヤホンです。
このイヤホンの特徴はコードリールつきになっていること。
線をリールで引っ張って収納できるので、絡まりにくいのがメリットです。
③ 片耳クリップヘッドホン(キャン・ドゥ)
① カナル型
② 記載なし
③ ステレオ
④ 両耳
⑤ マイクなし
⑥ リモコンなし
⑦ ハンズフリー非対応
⑧ ショート(1m)
ヘッドホンタイプのイヤホンは、CanDoでこのイヤホンだけでした。
スペックはベーシックなものになっていますので問題なく使えます。
安くヘッドホンタイプのイヤホンが欲しい方ならこれ。
まとめ:100均イヤホンは安くて使いやすい!
100均イヤホンの特徴調査と買い比べをしてきました。
どのイヤホンも特徴がありつつも性能はほぼ同じとなっており、動画や音楽も楽しめるスペックを持っています。
手軽に買えるイヤホンとして便利です。